今回は採れすぎたブルーベリーの使用方法として有効なブルーベリージャムの作り方をご紹介します。
ブルーベリーはもちろん採れたての生食が一番美味しいと思いますが、採れたてを食べられるのは収穫期である数ヶ月だけ。
ですから、収穫期の前半は生食を楽み、収穫期後半は長期保存に向いているジャムなどに加工することでブルーベリーの味わいを長く楽しむことができます。
特に家庭菜園で採れたフレッシュブルーベリーのジャムは、農薬や化学甘味料を使用したジャムよりも安全ですし、添加物を使用していないので子供にも安心して食べさせることができます。
ご家庭でブルーベリーを育てている方は、ぜひジャム作りにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
ブルーベリージャムの作り方
それでは、採れたてブルーベリーを使ったブルーベリージャムの作り方をご紹介します。
まずは収穫したブルーベリーをザルなどに用意します。
量はなるべく多いほうが良いです。
一部冷凍していたブルーベリーを混ぜても問題ありませんので、300~500g程度のブルーベリーを用意するようにしましょう。
そしてブルーベリーの重さを計量します。
軽量したら重さをメモして、ブルーベリーの重さと同量の三温糖(白糖でもOK)を用意。
甘さ控えめ・カロリーオフにしたい場合は、砂糖の量を80%や70%と調整してみてください。
次に鍋にブルーベリーを入れ、適当に木べらでつついて皮を破いておきます。
その後、鍋に砂糖を入れ、馴染ませたら1時間~2時間ほど放置します。
このように砂糖に漬けておくと、浸透圧によりブルーベリーの水分が出てくるので、水で薄める必要がなく、100%ブルーベリーの味を楽しむことができます。
こちらが浸透圧でブルーベリーの水分が出てきた状態。
かなり水分が出ていることが分かりますよね。
十分に水分が出てきたら、火をかけてブルーベリーを煮詰めていきます。
砂糖を溶かすようにかき混ぜながら、火にかけていきましょう。
しばらくすると、粘り気が出てきて沸騰した泡が弾けにくくなってきます。
「ジャムにしては少し緩いかな?」というところで火を止めましょう。
ドロドロになるまで煮詰めてしまうと、冷やした時に飴のように硬くなってしまい、ジャムとして取り出せなくなってしまいます。
ジャムが完成したら、熱いうちに煮沸した瓶に入れ替えます。
これで採れたてフレッシュブルーベリージャムの完成です。
瓶が綺麗に煮沸されていて、綺麗な状態で冷蔵保存ができれば3ヶ月程度は日持ちします。
もし冷蔵庫に入れて硬くなってしまった時は、お湯を混ぜて緩めてあげましょう。
私のオススメの食べ方は、ジャムをヨーグルトに入れる方法です。
甘いブルーベリージャムとヨーグルトのさわやかな酸味は、ベストマッチでクセになる美味しさ。
その他にもトーストに塗ったり、ミートボールに添えて北欧風にしても美味しく食べることができますよ。
様々な料理に使えるフレッシュブルーベリージャム、ぜひ作ってみてくださいね!
ブルーベリーソースの作り方は、こちらの採れたてブルーベリーでブルーベリーソースを作るをご覧ください。