ブルーベリー収穫奮闘記 新築の庭でブルーベリーを栽培。ブルーベリーの育て方と成長を観察記録するブログ。

ブルーベリー栽培の土作り【地植え編】

ブルーベリーの土づくり

今回は、ブルーベリー栽培の基本中の基本とも言えるブルーベリーの土づくりについてご紹介します。

ブルーベリーには、酸性で通水性の良いフカフカの土が必要です。
様々な失敗をしてきた私ですが、ブルーベリーが上手に育つか育たないかは土次第といっても過言ではありません。
初めてブルーベリーを植えようと考えている方は、これからご紹介する土作りがしっかりと行えるかどうか、これが最大のポイントとなります。

といいますのも、新築住宅や戸建住宅の庭は何もしていなければかなり粘土質の土で、ブルーベリーはおろか、植物の栽培も難しい状態です。
水は吸い込みにくく排水性も悪い。
これはどちらもブルーベリーにとって最悪な状態と言えるでしょう。
でもこれは当然の話であって、住宅の土台である地面がフカフカだったら危険すぎます(笑)。

ということで、最初に行う作業はこの粘土質の土を、ブルーベリーに適した土へ変更する作業から始めていくことになります。


ブルーベリーの土作り

まずはブルーベリーを植えたい場所を決めましょう。
品種によっては横に広がりやすいブルーベリーもあるので、通路などを確保しながら育てられるか計算して、場所を決定します。

場所を決めたら、今その場所にある土は一切使わないので、捨てるか、庭の空いている場所などに移動させます。
植え付け場所を中心に幅50cm以上、深さ30cm~40cm以上掘り起こし、土を撤去しましょう。
ブルーベリーの土づくり
「ちょっと浅いけどいいか・・・」
それでは駄目です。
既存の土と新たに投入する土が混ざってしまってもブルーベリーにはよくありませんので、土の入れ替え作業はしっかりと丁寧に行いましょう。


ブルーベリー用の土を用意する

庭土の除去ができたら、次は新しい土の用意です。
ブルーベリーを育てるために使用する土は、1種類ではなく2種類を混ぜ合わせたものを使用します。
使用する土や混ぜる割合は、ネット上で様々な情報や見解があるのですが、ここでは私がやってきて成功した方法をご紹介します。
逆にいえば、それ以外の方法(ネットなどの情報)で私は失敗しました…。

■ブルーベリー栽培に使用する土

ピートモス 7~8割
コケなどが主成分で、細かく粉砕され乾燥した酸性の土
ブルーベリー栽培におけるベースとなる土で、通気性、保水性、保肥性を高める効果があります。

軽くフカフカの土ですが、そのまま使うと水を吸わずに弾いてしまいます。
事前にバケツなどにピートモスを入れ、十分に水を吸水させてから使用するようにします。
ピートモスをバケツに入れる
水を先に入れると弾いてしまうので、先にピートモスを入れ、
ピートモスに水を吸わせる
タプタプになるまで水を入れます。一度に勢いよく水を入れると溢れてしまうので、ゆっくりと水を入れましょう。
吸水時間は3時間程度から半日で十分ですが、作業する前の日にやっておくと効率的です。
どうしても時間がないときは、水の中でピートモスを揉むようにすると強制的に吸水できます。

もし本格的なブルーベリー栽培がしたい・木を元気に育てたいとお考えなら、ピートモスは良質なものを使うと良いでしょう。
おすすめはスーパーミックスAというピートモスが主体の培養土。
サカタのタネが販売するスーパーミックスAは、良質なドイツ産の黒ピートを使用している高級培養土となります。
通常のピートモスは地層表面の堆積層が使用されることが多いのですが、スーパーミックスAに含まれる「黒ピート」は8000年以上前という深い地層から掘り起こされた希少なピートモスを使用していて、フミン酸という物質が多く配合されています。
フミン酸は優れた保湿性をもち植物の根張りを促進し、土壌の団粒化もしてくれるなど、様々な良い特徴があり、ブルーベリーの栽培には最適な土となります。
このフミン酸が配合されたスーパーミックスAを植え付け時の土として使うことで、発芽、根張り、株張り、花付きすべてが変わってきます。

私は最近このスーパーミックスAと、ただのピートモスを5:5で混ぜてブルーベリー栽培をしています。

鹿沼土 2~3割
酸性で粒の大きい鹿沼市でとれる軽石の総称です。
スーパーミックスAの酸度を高めるとともに、保水性と水はけを両立するために使われます。
家庭菜園用の土にもよく入っているのよ見かけます(オレンジ色の粒のようなもの)。

鹿沼土は1年ほど経過すると、小さくなって土に混ざっていきます。
無くなったら補充を繰り返すので、なるべく容量が多い物を買っておいた方がお得です。
ですが鹿沼土はそこそこ重く、自転車などで持って帰れる大きさではないので、ネットでの購入をおすすめします。
ホームセンターに出向いて買ってもよいですが、用量などを比較するとネットの方が安く、さらに家まで持ってきてくれるので断然楽かと思います。

上記3種類の土を入れ、程よく混ざり合えば土づくりは完成です。

ホームセンターでは「ブルーベリーの土」というのも売られていますが、普通の腐葉土なども混ざっているのでお勧めはしません。
ブルーベリーの土
14Lで800円程度。
私も一度使用したことがあるのですが、失敗しました。
全然育たないという訳ではないのですが、虫が寄ってきやすい気がして、実感としても「スパーミックスA入りピートモス+鹿沼土」のほうが成長が良いです。


土の準備ができたら、次はいよいよブルーベリーの植え付けです。
こちらのブルーベリーの植え付けの記事でご紹介しています。