ブルーベリー収穫奮闘記 新築の庭でブルーベリーを栽培。ブルーベリーの育て方と成長を観察記録するブログ。

ブルーベリーを植える場所はどこか?

住宅の庭

今回は住宅の庭における、ブルーベリーを植る場所について考えたいと思います。
新築住宅であれば目隠しとして植栽を植えることも多いと思いますので、ブルーベリーを植える際は参考にしてみて下さい。

ブルーベリーが好む場所

まず最初にブルーベリーの特長を考えると、とても水を好むということがあげられます。
逆に言うと、乾燥を嫌うということになります。
ですから植え付け場所としては、庭の中でも雨があたる場所が良いと考えます。
軒下になって雨にあたりにくいところ、カーポートに近い場所などは避けるべきでしょう。
雨のあたる場所
家を建てたばかりであったり住宅を購入したばかりであれば、植え付けを急がず、一度雨が降るのを待ってみて、庭のどの場所が雨に濡れやすいのかを確認してみると良いと思います。

しかし屋根がなく雨があたる場所というのは、夏の直射日光や強い日差しが一日中があたる場所ともいえますよね。
例えば夏休みなどに家族旅行へ行く時など、何日か家を空けることもあるかと思います。
そうなると土の乾燥を引き起こし、6月に結実した実を落とすかもしれませんし、最悪ブルーベリーが枯れてしまうこともありえます。

このように自然環境や植え付け場所の条件によっても生育が左右されますので「庭の空いている場所に植えればよい」という考えは、失敗のもとになるのでやめたほうがよいでしょう。


ブルーベリー栽培に向く場所

上記でご説明したように、ブルーベリー栽培として現実的な環境は、

  • ・雨があたり土が濡れる場所
  • ・午後から徐々に日陰になるような場所

と言う条件が良いかと思います。
もう少し具体的に言うと、庭の中でも屋根がないもしくは南向きで、西側にフェンスや車などの遮蔽物がある場所。
住宅密集地では、このような場所も少ないとは思いますが、なるべくブルーベリー栽培に適した環境に植え付けを行うようにしましょう。


もし365日しっかりと土の管理ができる、または家族や親せき、ご近所さんなどの助けを借りられるのであれば、庭の中でも一日中陽のあたる場所にブルーベリーを植えても良いかと思います。
逆に陽のあたる場所しかないというお庭の場合は、日さしやロールスクリーンを設置して、意図的に日陰を作りだせる環境も必要かもしれません。

さて次回は、ブルーベリーを植える方法(ブルーベリーの定植)についてご紹介します。