こちらでは、3年目のブルーベリーの樹「ティフブルー」に実を付けるまでの様子をご紹介します。
ティフブルーの花芽が開花するまでの様子は、こちらのティフブルーの花芽から開花までの様子でご紹介しています。
人工授粉後のティフブルー
まずこちらの写真は、人工授粉を行ってから約1週間後のティフブルーの花の様子です。
白い花弁が茶色く枯れ、受精が行われた花は軸の部分が上を向き始めています。
さらに1週間ほどが経過し、枝についた花はほとんどなくなり、全ての軸が上を向きました。
ティフブルーの果実が肥大する様子
ここからはブルーベリーの幼果が肥大するまでの様子です。
こちらは5月1日の様子です。
緑色をしたのが、ブルーベリーの幼果(実の赤ちゃん)です。
先端右側に見える青い実は、成熟せずに萎れてしまった実です。
つまり、このように緑色に肥大すると、しっかりと授粉・受精が行われたということになります。
順調に生育すると、成長の第1段階として5月中旬~下旬ごろまで実の肥大が続きます。
そして6月に入ると実の肥大が落ち着き、実の中で種が作られる第2成長期に入ります。
実の大きさはあまり変わらなくなりますが、少し赤っぽく色づき始める実もあります。
最初の方に結実した一部の実は、すでに着色しているものも見られますね。
梅雨が明け、7月中旬。
暑さも本格的になってくる頃、ブルーベリーは一気に着色が進みます。
数日で、次々と色づいていきます。
綺麗に色づいているように見えますが、完熟はまだ先です。
完熟で収穫するには、最低でも色づいてから1週間以上待ってから収穫するようにしましょう。
収穫の見極めは、こちらの美味しいブルーベリーの見分け方でもご紹介していますが、色づいてから、もうひと回り実が大きくなった頃が完熟の合図となります。
ティフブルーは、下記の写真くらいまで大きくなったら完熟です。
とっても甘く、比較的種の少ないティフブルーは、生食にピッタリのブルーベリーです。