ブルーベリー収穫奮闘記 新築の庭でブルーベリーを栽培。ブルーベリーの育て方と成長を観察記録するブログ。

5月の管理と施肥

ブルーベリーに油粕を追肥

5月になるとブルーベリーは、受粉された花に実ができ幼果をつけ始めます。
樹の成長も旺盛になり、枝の本数も葉の数も増えてきます。
ブルーベリーがぐんぐんと成長を始め、気温も上がるこの時期、管理する手間は色々と多くなってきます。

5月の施肥

まずはブルーベリーの実も樹も大きくなってもらうために、忘れずに施肥を行いましょう。
ブルーベリー専用肥料などを一握り分、樹の周りにぐるっと撒きます。
そして軽く周りの土となじませて、水やりを行います。

また数日後に油粕などの有機肥料を与えるのも、実を大きくするために効果的な追肥となります。
同じように樹の周りに油粕を撒き、土となじませます。
ブルーベリーに油粕を追肥

ここでしっかりと土と混ぜ込まないと、匂いなどでハエが寄ってきてしまいます。
しかし浅い所に根を張るブルーベリーですから、根を傷つけないように気をつけて土と混ぜ込む必要があります。
難しいようであれば、新しいピートモスを上から被せても良いです。


100%有機の油粕

害虫の姿も見え始めます

ブルーベリーは、比較的外から受ける葉や実への攻撃には強い方なのですが、それは樹の話で、育てている側からすると、せっかく実り始めた実が害虫にやられるのは嫌なものですよね。
この5月ごろは害虫も多くなってきて、実をやられるようになる時期です。
実をよく観察してみると、しわしわになった実がありませんか?
その場合、この写真のように小さい芋虫が養分を吸ってしまっている可能性があります。
ブルーベリーの実を食べる害虫

初期のころは1粒に執着しているので被害は大きくなりませんが、害虫の個体が大きくなってくると実の被害も多くなってきていまします。
なるべくこの時期に補殺しておくことが大切となります。

コガネムシ対策はこちらのコガネムシ対策と防除法で紹介しています。


1日2回の水やりと観察

5月の後半は、気温が上がり暑くなってくる時期です。
梅雨入りするまでは、1日2回の水やりで乾燥しないように注意しましょう。

また上記の害虫の件もありますから、水やりの際に変化が無いかどうか、しっかりと日々観察しておくことが大切な世話となります。