ブルーベリーはデザートやパンケーキに入っているだけで良いアクセントになり、とても美味しいフルーツですよね。
甘いだけでなく程よい酸味で、大人だけでなく子供にも好まれる美味しい果実です。
さらに健康食品として注目されていることも有名で、ブルーベリーに含まれるアントシアニンが眼精疲労にも効果的。
私は甘党のデスクワーカーなので、ブルーベリーは一石二鳥の優れた食品と言えます。
そんなブルーベリーは、ブルーベリーの収穫期(7月~9月頃)になれば、スーパーや道の駅など様々な場所で手軽に買えるようになります。
ですが収益性の面から価格が高いことが多く、15cmくらいのプラスチックのケースに入って売られている物でも、500円~1000円で出まわる事もしばしば。
りんごやオレンジなどの手軽な果物とは言いにくいですよね。
そんなブルーベリーを気兼ねなく食べれて、できれば安全志向で、そして新鮮で、というわがままを叶えるため、新築の自宅の庭にブルーベリーを植えたのは数年前。
安定して収穫できるまでには、様々な困難がありました…。
ブルーベリーを庭に植えて1年目は、大切に育てていたのに台風で枝が折れたり、コガネムシの幼虫に根をおもいっきりやられていたり。
「ブルーベリーが育たない」という根本的な壁にぶつかり、鉢植えにしたり、地植えにしたり、試行錯誤を繰り返しました。
やっと春に花を咲かせたと思っても、人工受粉が上手くいかず結実しなかったり…。
沢山の苗木を失いながら、沢山の失敗をしました。
もちろん失敗の度にネットでいろんな情報を調べて解決方法を探すのですが、ブルーベリー栽培には「これ!」といえる情報があまり無く、自力で解決策を探す日々でした。
ちなみに、こちらの写真はコガネムシの幼虫に根を食べられ続け、これ以上大きくならなくなったベッキーブルー。
今見ても枝がヒョロヒョロで、順調に生育しているとは言いにくいです。
この頃は、コガネムシが天敵であることすら知りませんでした。
このように数々の失敗を乗り越え、ブルーベリーを安定して収穫出来るようになるまで約3年。
今では毎年の収穫期に、子供達が美味しそうにブルーベリーをほおばる姿を見られるようになりました。
大きな果樹園でなくても、住宅の庭でブルーベリーは育てることができます。
庭でブルーベリーを収穫する方法、そしてこれまでの失敗に基づく対処法などを、このブログでご紹介していきたいと思います。
それではブルーベリー栽培の土作り【地植え編】からご紹介していきます。