今回はブルーベリーの人工授粉を終え、その後実ができるまでの様子を、写真を使用してご紹介したいと思います。
中には、家庭菜園の鉢植えや地植えのブルーベリーの「実ができない」「実が大きくならない」とお悩みの方も多いと思いますので、参考にされてみてください。
まだ人工授粉を済ませていない場合は、こちらのブルーベリーの人工授粉の記事から確認してみてください。
人工授粉後の花と実の様子
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人工授粉を行って5日後。
(人工授粉は開花したその度に行ってますので、具体的に何日の花粉で受粉と至ったのかは明確ではありません。)
一部の花びらが枯れ始めています。
花弁が枯れる要因は受粉の成功と、受粉の失敗両方で見られることですので、この点についてはブルーベリーの受粉が成功したかどうかの記事で解説しています。
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月が変わって5月、↑から3日後。
ほとんどの花が枯れ、へたの部分が上を向いてきました。
この様子が、受粉成功の1つの目安となります。
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人工授粉を行って10日が経過。
実の部分が膨らんできたことが分かります。幼果と呼ばれる時期です。
この頃には、実の成長を促すため追肥を行います。
忘れずに行ってください。
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ブルーベリーの実の中には成長の早い実もあります。
受粉されたタイミングなどにもよるのでしょうが、15日前後でこれくらいの大きさになる実もあります。
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約25日が経過しました。
実の付いたブルーベリーそれぞれが肥大してきている様子が分かります。
この頃がまさに肥大期のピークで、日に日に実が大きくなっていくのが分かると思います。
そして6月に入ると一度肥大は緩やかになっていきます。
その後さらなる肥大が始まり、実が色づき、完熟期を迎えるという流れとなります。
実の成熟から着色までは、ブルーベリーラビットアイの収穫の記事でご紹介しています。