ブルーベリーを育てていて、何度か枝やシュートが折れるという経験をしました。
大切に育てているので、折れた枝を見つけた時のショックは結構大きいです。
樹勢のよい春から夏の時期でしっかりとした枝であれば、そのまま挿し木にして増やすという方法もありますが、その他の時期に折れてしまった場合は残念ながら家庭レベルで修復するのは難しいようです。
枝が折れる原因
苗を植える時に落としたとか、ぶつかって折れた、など故意によるものは除きます。
まず物理的な接触が無い状態、つまり強風や台風などで折れてしまった場合ですが、樹そのものが弱っている可能性があります。
春先は風が強い日が多く、さらに害虫なども発生します。
葉っぱや枝に擬態した青虫がいないか、土の中にコガネムシの幼虫がいないかをよく観察する必要があります。
害虫を見つけたら駆除して、液体肥料をあげると回復がよくなります。
こちらはプロや、花屋さんでも使われる液体肥料。効果がすぐに実感できるので、家庭菜園用として1本常備しておけば元気のないときにすぐ使えます！
次に物理的な接触がある場合です。
そんなことあまり無いよと思われるかもしれませんが、あるんです。それは雪です。
ある程度温暖な地方であれば、異常気象による積雪は予想外でありブルーベリーに雪が積もるとは以外と思わないものです。
雪の重みで折れた枝。
雪が降るということは季節は冬ですから、樹自体のダメージは少ないと考えられますが（ある意味剪定と同じ）、枝を回復させることは難しいでしょう。
春先の成長をよく観察して、樹勢が悪ければ液体肥料で回復させてあげましょう。