私が初めてブルーベリーを育て、一番最初に上手く育ったのがノビリスブルーという品種でした。
それもそのはず、ノビリスブルーは病気と言う病気をほとんどしない超丈夫なブルーベリーと言われています。
ノビリスブルーは樹勢も強く、どちらかと言えば太い枝が多くて細かい枝でワシャワシャしないのも特徴の一つ。
今回はそんなノビリスブルーの花芽が開花するまでの様子をご紹介します。
ノビリスブルーの花芽
まずは冬のノビリスブルーの様子をご覧いただきましょう。
3月6日の様子です。
この樹は4年目のブルーベリーで、樹自体もそこそこ大きくなってきています。
実の味も成熟してきていると思うので、今から収穫の時が楽しみです。
3月13日。
ノビリスブルーの花芽は、先端がギザギザしていますね。
3月18日。
花芽が膨らんできました。
先端2つが花芽、その後にある鋭角な部分は葉や茎が伸びる葉芽となります。
4月に入ってすぐ。
晴れが続いて、最高気温も25度となったこの日。
花芽から蕾を確認しました。
1つの花芽から5個~10個の蕾が形成されていきます。
葉芽からも葉が出てきて、ここまで順調な成長が伺えます。
ノビリスブルーの蕾から開花までの様子
ここからはノビリスブルーの蕾が開花するまでの様子をご紹介します。
花芽の観察を始めてちょうど1ヶ月を過ぎた頃、ほぼすべての花芽で蕾が出揃いました。
あとは開花を待つばかりの状態です。
そして4月12日。
ブルーベリー、ノビリスブルーの花の膨らみが確認でき開花となりました。
蕾のときは赤みがありましたが、膨らんで開花すると真っ白なキレイな花になります。
開花を確認できた花から、さっそく人工授粉を行っていきます。
耳かきの反対側の梵天を使って、他のブルーベリーの花粉を付けていきます。
詳しい人工授粉の方法はこちらのブルーベリーの人工授粉でご紹介していますので、参考にされてみてください。
そしてノビリスブルーの人工授粉を行ってから5日が経過。
花びらが上を向き始めました。
中には90度以上向きが変わったものもあり、早くも受粉が成功した感じがあります。
このように受粉が成功した様子が見られたら、このタイミングで追肥を行っておきましょう。
この頃に与える養分は実を肥大させるために必要な養分となります。
忘れずに追肥しましょう。
さて、ここまでノビリスブルーの花が開花するまでの様子をご紹介しました。
この続きは、こちらのノビリスブルーが実をつけるまででご紹介します。