ブルーベリー収穫奮闘記 新築の庭でブルーベリーを栽培。ブルーベリーの育て方と成長を観察記録するブログ。

ブルーベリー7月の成長

次々と色づくホームベル

7月に入るとラビットアイは収穫時期を迎えます。
実の色は緑からピンク色、そして赤くなり、完熟するとブルーベリーらしい紫色になります。
ただし紫に変化したからと言って、収穫するのはまだ早いです。
糖度が上がり、甘さが乗ってくるのはこれから。
そんな収穫時期の見極めも含めて、7月の成長をご紹介します。

ブルーベリー7月の世話

実の状態を観察して、色が変わり始める様子が確認できたら「水やりを中断」しましょう。
水の供給を止めることで実の中の糖分が濃縮します。
ただ新芽の先っぽが垂れはじめたら水切れの合図ですので、こうなったら軽く水やりを行ってください。

この時期は実の色の変化だけでなく、実の大きさも急速に肥大します。
最終的には1cmを超えるほど大きくなる実も表れてくるほど。
そのあたりも含めて、7月の実の変化の様子をご紹介します。

ノビリスブルーの実が色づく様子

7月6日。
ノビリスブルーの実が色づく
一番手前の実が、うっすらと赤くなってきているのがわかるでしょうか?
このような変化が見えたら水やりをやめるタイミングです。

7月8日。
ピンク色に染まるノビリスブルー
他の実も同じように赤くなりはじめました。

7月11日。
太陽が当たる面が色づくノビリスブルー
太陽の当たる部分が色づきやすいようです。

7月14日。
色づいたノビリスブルー
たった3日で一気に紫色に変化しました。
ただ、まだ収穫時期ではありません。
収穫はこの様な色になってから、5日以上待ちましょう。

7月18日。
次々と色づくノビリスブルー
続々と他の実もブルーベリーらしくなりました。
1番手前の実は、収穫適期となります。

ホームベルの実が色づく様子

7月6日。
ホームベルの実が色づく
ホームベルは、一斉に実の先端から色づきはじめました。

2日後。
先端から色の変わるホームベル
こちらも、太陽の当たる面がピンク色に染まっています。

さらに3日後。
色づくホームベル
急激に色が変わり、またこの短期間でも大きくなっているのがわかります。

7月14日。
実も大きくなるホームベル
他のホームベルの実も色づきました。

7月18日。
次々と色づくホームベル
6日の写真と比べていかがでしょうか?
この色づくいていく間にも、実は肥大し続けています。
ヘタも重力で下を向き、このまま数日すると完熟して落下となります。

ティフブルーの実が色づく様子

7月6日。
ティフブルーの実

7月8日。
色づくティフブルーの実
ちょっと分かりづらいですが、裏にある実の色が変わってきています。
他のブルーベリーと違い、ピンク色ではなく、薄い紫色へと変わっています。

7月14日。
実も大きくなるティフブルー
ティフブルーも、色づきながら実も大きくなっています。

7月18日。
次々と色づくティフブルー
奥の2つが色づきました。
ティフブルーは大きな色合いの変化は少なく、薄い紫色から青に近い色へと変化するようです。
また、どちらかと言えば艶消しのようなマットな色合いです。


完熟したブルーベリーを収穫する見分け方

収穫は、実が完全に色づいてから5日~7日経過してからがおすすめ。
ブルーベリーの実は、しっかり完熟していると凄く甘いのですが、2~3日早採りしただけで酸味が強くなります。
品種によっても違いはありますが、落下する直前を見極めると甘いブルーベリーが収穫できます。

しかし紫色になってからの色の変化は少ないので、見た目で完熟を判断するのは難しいです。
そこで行うとわかりやすいのは、軽く鞘を叩いてみること。
完熟している実は簡単に落ちてきます。
まだ早い実は、軽く叩いたくらいでは落ちてきません。

あとは写真などで実の状態を記録して、紫色になってから何日経過したかを記録しておくと、確実に甘いブルーベリーを採れると思います。

次回は、ブルーベリー8月の成長をご紹介します。