4月、気温も暖かくなり気候も安定してくるころ、いよいよブルーベリーの花が開花します。
次々と開花が始まれば、毎朝の人工授粉で忙しくなる時期ですね。
受粉は鮮度が命。毎日の観察を怠らないようにしましょう。
ブルーベリー4月の世話
風が強く吹くことが多い春。
強風の日には土が乾燥しやすくなりますので、水やりは忘れずに行いましょう。
また4月の終わりごろになると、気候条件等が揃えば開花が始まります。
1品種しか開花していない場合は人工授粉はできませんが、2品種の開花が確認できた段階から人工授粉を始めます。
ブルーベリーの人工授粉については、こちらのブルーベリーの人工授粉で詳しくご紹介しています。
ノビリスブルーの開花まで
4月初旬の様子。
花芽がだいぶ大きくなっていることが確認できます。
そして4月中旬。
花芽が1つ1つの蕾へと成長している姿が見てとれます。
ホームベルの開花まで
4月初旬のホームベル。
上記のノビリスブルーとは、花芽の大きくなる様子に違いがあります。
ティフブルーの開花まで
ティフブルーも花芽の開き方がホームベルとは違いがありました。
このように比べてみると、同じブルーベリーでもそれぞれ個性があるんですね。
この4月に咲く花は、先月行った施肥の養分が大きく関係しています。
沢山の花を咲かせるブルーベリーには、それだけ多くの栄養が必要と言うことになります。
また開花だけではなく、受粉した花が実を着ける時にも多くの栄養分を必要とします。
その為5月にも再度施肥を行いますが、それは次回のブルーベリー5月の成長でご紹介します。