ブルーベリー収穫奮闘記 新築の庭でブルーベリーを栽培。ブルーベリーの育て方と成長を観察記録するブログ。

パウダーブルーの花芽から開花までの様子

パウダーブルーの花芽

ブルーベリーパウダーブルーの苗木を購入して半年。
今年の冬に家の庭へ苗木の植え付けを行いました。
今回からパウダーブルーの成長の様子を記録するため、成長記録をご紹介していきます。
私自身初めて育てるブルーベリーの品種なので、どのような成長をするのか、また実の味はどうなのかと気になることも沢山あります。

まだパウダーブルーの苗木を鉢植えから地植えにした時の様子をご覧いただいていない方は、こちらの鉢植えから地植えに移植する方法からご覧いただくと、時系列が分かりやすいかもしれません。

パウダーブルーの花芽

まだ若いこのパウダーブルーは、これからどの長果枝(シュート)が良く成長していくのか見極めができていません。
なので冬に植え付けした際の剪定は、若干弱めにしています。
これからの1年間で樹勢や育ち具合を確認していき、来年の剪定で方向性を決められればと考えています。

まず3月はじめの花芽の状態がこちら。
パウダーブルー3月の花芽
丸みを帯びていて、楕円形をしているのがパウダーブルーの花芽の特徴のようです。


樹上部はこんな感じ。
剪定後のパウダーブルー
長果枝になりそうな太めの枝と、細い枝(短果枝)が混在しています。

ここから1箇所の花芽にスポットして、花芽の変化を確認していきましょう。
こちらは3月6日の花芽の様子。
パウダーブルーの花芽と葉芽
写真に見えている先端の2つが花芽のようです。

そして1週間後。
花芽の成長
花芽が少し大きくなっていますが、その成長はまだゆっくりとしています。

さらに1週間後。
パウダーブルーの花芽
1つの塊だった花芽が、複数の花にわかれようとしています。

3月27日。
なんとなく蕾の形が見えてきました。
パウダーブルーの蕾
赤い花なのでしょうか?
蕾が赤く見えます。

月が変わって4月1日。
なんとなく白い蕾に変化しているようにも見えるのですが、まだ一部に赤みが残る場所も。
白い蕾に変化
どんな色の花を咲かせるのでしょうか?
また枝にも変化が見られ、茶色かった枝が綺麗な緑色に変化しました。

パウダーブルーの蕾から開花まで

3日後の4月4日。
パウダーブルー開花直前
蕾の赤さはすっかり無くなり、ブルーベリーらしい白い蕾に変化しました。
膨みも大きくなり、開花間近のようです。

そして4月10日。
パウダーブルーの開花となりました。
パウダーブルーの花
他のブルーベリーの花と比べると、花の先端の開きが少なく、しぼりが強い楕円形の花という印象です。

蕾のときは赤かった花びらも、開花時には白くなりました。
一旦ここで人工授粉を試しておきます。
人工受粉のやり方はこちらのブルーベリーの人工授粉を参考にしてください。

地植えにしたばかりの若い苗木なので、実が付くかどうかわかりませんが、できれば来年のためにも実を見ておきたいと思っています。

人工受粉後、パウダーブルーは面白い変化を見せてくれました。
数日前まで白い花を咲かせたと思っていたパウダーブルーですが、翌日にはこのような状態。
赤く戻るパウダーブルーの花
なんと色が赤に戻っている感じです。
まだ若い樹ということもあって花の持続力は弱いのでしょうが、茶色く枯れるのではなく、色が戻っていくという様子は初めて見ました。


4月16日。
まだ花は「枯れている」というわけではないのですが、赤→白→赤と花の色を変化させています。
乾燥したパウダーブルーの花
しかし花の様子をよく見てみると、どうやら乾燥は始まっている様子。

4月19日。
花びらの落下が始まる
花びらの落下が始まりました。

4月21日。
ブルーベリーの花が上を向いてきました。
どうやら受粉は行われた様子。
ここから幼果へと移行できるかは、樹の生育状況や健康状態に左右されます。
上を向くパウダーブルーの花
この続きは次回、パウダーブルーが実をつけるまででご紹介したいと思います。